2021-01-01から1年間の記事一覧
Bridge 作者:北爪 満喜 思潮社 Amazon いろんな感情が混ざり合って、何と言うか。 水が色々な形で登場するからか 情景からの心象で なめらかに運ばれてしまう。 しんしんとしたテンポの中で 記憶したい行に出会う。 例えば 「まだ落ちてこない雨が」 「星空…
今回も投稿してまして、 佳作集Ⅱに選んで頂きました。 「崖の上から」木葉揺 電子版のみに掲載して頂いてます。 月刊 ココア共和国 2021年12月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋吉久美子,いがらしみきお あきは詩書工房 Amazon さて、今年最後の面白かった人ー…
詩の賞について 詩の賞は、大きなものは詩集単位での応募がほとんどです。 つまり応募するのに詩集を作る必要があります。 一篇の詩から応募できるものは: 詩の雑誌での毎月の(季刊なら季節ごとの)投稿で、 年間通して優秀な新人を選ぶもの、 または都道…
雨をよぶ灯台 新装版 作者:マーサ・ナカムラ 思潮社 Amazon すごい。 現実かと思いきやあり得ない事象が起こる。 昔の映画のような淡さをまといつつ、 「生と死」が突如現れて 悲しむ間も与えないくらい スーッと切り開かれる。 滑稽に思えるときさえある。 …
びっくり。 こんなこと言うのもなんですが 今回の詩はダメだと思ってたので 冊子に掲載して頂いてうれしいです。 傑作集Ⅲ「メッセージ」です。 はつかねずみが出てくる詩です。 月刊 ココア共和国 2021年11月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋吉久美子,いがら…
ついにできました。 詩集、200部 二箱届きました。 冷静に受けとめたはずが けっこう夜眠れなかったです。 不思議。 「アーベントイアー」 七月堂さんから 1650円(税込) (ちなみに「アーベントイアー」は ドイツ語で「冒険」という意味です) 川口晴美さ…
ずいぶん、ブログ空いてしまいました。 いろいろありました。 いや、あったのかな。 でもついに念校を送りました。 これで直して頂いて印刷へ。 念校なのに直し4カ所あって 自分でガッカリ。 そのうち二カ所は 「読点を省いてもらう」だったので、 私は細か…
今月は!冊子に掲載して頂きました。 傑作集Ⅲ「アオチャン」という詩です。 いやあ、昨年終わりから初めてやっと。 もう出すものない!かな? いつまで続けられるか、 今月の面白かった人! 作者の名前を覚えつつあるのが悩み。 (↓ これはkindle版) 月刊 …
Tiger is here. 作者:川口 晴美 思潮社 Amazon 今ごろ感想を書くのもなんですが 後を引いた詩集として 自分のために記させてください。 最初、虎が傍らに感じるのが 私にはピンと来なかったです。 だって怖いイメージだから。 ところが、父の話、故郷の話に…
今月もね、佳作で kindle版の方だけ掲載して頂いてます。 「お腹と私」 掲載順が早くなったのは 喜んでいいのかな。 月刊 ココア共和国 2021年9月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋吉久美子,いがらしみきお あきは詩書工房 Amazon 気まぐれで続けております。…
詩の賞について 詩の賞は、大きなものは詩集単位での応募がほとんどです。 つまり応募するのに詩集を作る必要があります。 一篇の詩から応募できるものは: 詩の雑誌での毎月の(季刊なら季節ごとの)投稿で、 年間通して優秀な新人を選ぶもの、 または都道…
今回は佳作に選んで頂きました。 「今はそっと傍らに」 kindle版だけに載せて頂いてます。 今回も面白かった作品: 西川真周さんの「私も昔はそうでした」 おもしろかったです。 バスと降車についての話は 他にも二回見たことあるから 王道のように感じ、 こ…
詩集は今あんまり進んでいません。 私が余計なこと言うからかな。 出版社さん、かなりお忙しいようです。 でも帯をお願いした詩人さん、 受けてくださいました。ほっ その間、読んだのにどうしても 感想が書けない詩集がありました。 きらいなんじゃなく、 …
残念ながら今月は、 選ばれませんでした。 せっかくだから 今月、面白かった人。 いーっぱい色んな面白さがあるけど 遠藤健人さんの「六本の海」! 不思議、予想しない展開。 かといってダイナミックじゃなく さりげない。それがいい。 「兄」という存在が特…
ココア共和国6月号で 「お休み前の適当」という詩を 佳作に選んでいただきました。 Kindle版のみに載せて頂いてます。 今月も皆さん面白いですね。 あと各賞を受賞されたお三方の詩も 載っていました。 さすがです。心に何か残すんです。 私はそこですね、…
なぜか作品以上に悩み、 ようやく答えを出した。 もう悩みたくない。。。 人によっては、 作品に余計な情報がついてしまうので、 要らないと言う。 めちゃわかります。 一方で、著者略歴から見ます。 さらには楽しみという人も。 うーん。 そんな見ないもの…
サウンドスケープに飛び乗って (新鋭短歌シリーズ50) 作者:久石ソナ 発売日: 2021/02/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) 「音景」とも訳される「サウンドスケープ」。 なるほど。色々な水が出てくるから 音も鮮やかなのだ。音も風景もということ。 水だけ…
五校まで来て推敲してしまった。 一篇だけですよ! ああ、また手間を取らせてしまう。 でも仕上がって直すのは大変だから、 今のうちゆっくり、 というお言葉に甘えて 今日やっと投函しました。 装丁の案も出してたんですが、 そしたら、詩集の内容を考えて …
ココア共和国の投稿で佳作に選ばれました。 電子版(kindle)のみ掲載して頂いてます。 「引っ張る」木葉揺 うーん、冊子に載るのは難しいですね。 夢のある良い詩誌です。 月刊 ココア共和国 2021年5月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋吉久美子,いがらしみ…
2021年中原中也賞候補詩集 読み始めてすぐ、たぁ~! と感嘆の声を上げました。 お手本のようでもある。 なんか語彙の豊富さから 過剰でない調度いい言葉が 抽出され、連なったら 愛おしい感覚になってる みたいな感じです。 たくさんの夏を淡く儚く 身体を…
repure(ルピュール)32 有働薫さんがおっしゃるには「傑作が多い」今回。 確かに!有働さんの詩の最後の一言刺さったし 小川三郎さんには名カメラマンみたいに 良い映像を見せてもらったし 小網恵子さんは、安定の中に変化球いいですね。 そしておさまって行くん…
詩集を作った皆さんは 忘れてしまったかもしれない。 途中いやになる時期。 そんなのなかったよ! って声が返ってきそう。 こどもおばちゃんな私は やんやん、言いたくなってます。 (いやいや期?) でも最初のわからない頃に比べたら ずっとマシ。 四校を…
再校はわりと早く返しました。 時に声に出しながら通して読み、 ずーっと引っかかってた 一篇目の勢いのなさ解決しました。 新しい一篇目も 最初にはどうかという内容ですが、 自分的、スッキリという感覚です。 やりたいことと、 読む方に喜んでもらえそう…
「装幀」書くともっと難しい感じがするよ。 ウィキペディア。装幀 - Wikipedia 外来語の「ブックデザイン」は 本の中の書体や紙の質まで含みます。 だけど状況によって、同じような使い方される時も。 決めれない症候群(笑)の私には 細かく決めること多く…
やっと初校を送り返しました。 ピンと来るまで時間がかかかりました。 読み直したり、作品順や この詩は今まずいんでは? とか考えてたんですよ。 ある時ぼんやり作家さんが 赤い訂正を入れてる姿や 赤の入った原稿が浮かび そうやん! 赤やん。送り返すやん…
詩集作りに何をしたらいいか 何がわからんのか 質問もできない状態でしたが 初校をいただいて、 ほんの少しわかりました。 ほんの少し。 「もくじ」を見たときにね あ、って並びが気持ち悪いところが あったんです。 並び順だいじなのねー。 っていうか、細…
「ソシエタス」造語?複数形? 「ソシエタ」で「社会」と出てきました。 スペイン語と思い込みすぎたかしら? 前半にある「小詩集 社会」のシリーズは パロディとして読んでいいと思う。 おもしろい!星新一っぽさがあった。 理屈に従っているのに そっちの…
もう出しちゃったけど、 あれで違和感ない流れか 本当に分からないです。 やっぱり全体をつかむの下手~ どうしていいかわからず 春夏秋冬に分け、 それっぽい順番にしたけど 季節感ないのが多く、 むりやり分けたので 私の感じ方がズレてるかも。 季節より…
ずるい。1986年!もう中古しかない。 知らなかったこんなのがあったこと。 猫の写真に言葉を添えてって本 いっぱいありそうだけど これは先に猫の詩が集められたもの。 それはボードレールから北原白秋から もちろん?谷川俊太郎さん、鈴木ユリイカさん …
「わたしは十三歳になっていた」 ほんとに違和感ないんです。 どうしてなれるの!って思ったくらい。 あの年頃のしかも内向的な少女の 健気さを感じて泣きそう。 もちろん大人の詩人の安定感の中に それはあるんだけど、 かわいくてかわいくて、 でもそんな…