ココア共和国12月号

今回も投稿してまして、

佳作集Ⅱに選んで頂きました。

「崖の上から」木葉

電子版のみに掲載して頂いてます。

 

 

さて、今年最後の面白かった人ー!冊子。

今月の投稿詩、何かが似てた感じしました。

気のせい?

そのせいか皆どこか良いと感じてしまう。

何の権限もない趣味のくせに言います。

選ぶの難しかった。二回読んだ。

結局、最初のインスピレーションに頼った。

 

 

檸檬さん

「くーしゅりーむとマンホールの蓋とメリークリスマス」

「くーしゅりーむ」と「期日前投票に一緒にいった」

時間の経過、子の成長。

それをさらに月のマンホールの蓋の重さの話が絡んで

ほんと美しいメリークリスマスなんですわ。

子のいない私にも最後の一行が強く伝わりました!

 

小高功太さん

「こだまでしょうか、いいえ、こだかです。」

もうお名前とタイトルだけでわかるでしょう。

予想通りに笑ったから私の負け。

 

横山大輝さん「エーテル

小さな散文詩。キレイ!正統派?

一見難しそうに見えるけど

呼吸とかリズムとか気持ちいい。

 

 

ツチヤタカユキさん「幽霊地球」

ラストが来るまでは

連ごとに断片、断片、って感じがして

かなり自由な詩に見えましたが

つながってましたね。

「スキップ機能付きの走馬灯」とか

発想と表現が素敵な言葉が

いろいろとありました。

 

みなもと音聖さん「かたわれ」

恋愛ドラマのような一行で始まるけど

二連目から強炭酸とグミの比喩。

それを最後まで貫いていて

違和感なく薄まることなかったです。

相性いいのかな。

 

西山真周さん

「さようなら全てのモーガン・フリーマン

これも甥っ子の成長のお話だけど

大人になる時に多く失ってゆく話を

モーガン・フリーマンの数で表してます。

なぜたくさんいたのか。

甥っ子ちゃんに愛着わいて

他人なのに寂しい。

笑えて切ない詩、理想です!

 

 

番外?七寒六温さん「天才のための詩」

解読できなかった。

解読しようとしてるだけで

もう策にハマってるのかな。

何が正解なの?!(笑)

 

 

雪柳あうこさんとか

安心感だけでなくお見事な感じするし

現代詩お嬢様さんも

面白い言葉をずんずん出しくるし

ブレないのもすごいですね。

 

 

二回目で魅力を発見する詩も

いくつかあって、あれもこれもー

っていう気持ちに蓋をするのが大変。

ココア共和国さん凄いなぁ。

佳作集も併せてすごい数の詩。

 

私はココア共和国に投稿して、投稿詩読んで

また詩に対する考えとか

変わったような気がします。

書くのは相変わらずむずかしい~

 

 

このはつづり―詩のいろいろ