月刊ココア共和国9月号2022

若干暑さはマシになったか大阪。

突然雨が降ったり降らなかったり

天気が読めません。

 

詩もうまくは読めないけれど

素直な気持ちで向き合おうとしています。

理解するじゃなく感じるように。

それがけっこう、むずかしい~。

 

ココア共和国9月号。

なんと傑作集Ⅲに選ばれました!

冊子の投稿者一番最後に載っています。

木葉 揺「壁の香り」です。

うれしかったですねー、久しぶり。

 

今月も傑作集も佳作集も

全部含めた電子版を貼っておきますね。

気が向いたらどうぞ。

 

さて、生意気にも読者として

冊子から、面白かった方ー

といっても皆さんおもしろく

ちょっとだけ落ち込んでます。

楽しもう!

 

 

あちさん「映画」

語れば語るほど現実がこわくなる。

「何が起こっても二時間傍観者でいられる」

作者、話者の現実に何か迫っているのか?

 

 

野崎小指さん「AIさん」

AIを前にして、人間の行いの無駄を

こんなほのぼの描けるのすごいです。

「ねばねばの長芋」と「硬いゴボウ」の威力!

 

 

あさとよしやさん「おろん」

読む側に何か返って来そう。

世俗を離れた司祭の方がふつう過ぎて

おもしろい。タイトル、すごい。

 

 

勘の良いガキさん「教室の悪魔」

皆がまるで疑っていないものを一人疑う。

椅子はいろいろ象徴してそうだ。

続きが知りたい。

 

 

腹巻さしみさん「圧縮」

現実?創作?

ただそこに表されたものに詩を感じた。

突き抜ける作品が多いと

元に戻って行く展開は泣ける。

 

 

木村キリコさん「そっくり」

技と内容で楽しませる。

読んでいて途中で「あれ?」ってなる。

少しネタバレですが、最初と最後の文が同じです。

なのになぜ...

 

 

和本果子さん「避雷針」

今回、最も好きな作品です!

ヒーローになるはずで犠牲も覚悟したのに

少しのズレで何も起きなかった。

拍子抜けで笑ってくれる人さえいない。

全部見てたのはトンボ?

映像的にも素敵ですよね。同じ人差し指なのに!

 

 

 

この他にも高平九さん「黒い皿」とか

北川聖さん「死が見える眼」とか

宇井香夏さん「空前の偽札ブーム」とか

木崎善夫さんの「八百善、まちに出る」とか

山羊アキミチさんの「微笑みの詩弾」とか

 

すっごい楽しませてもらって

考えさせられました。

ほんと影響受けたい。

マネっこじゃないようにするから(笑)

 

 

さて、オリジナルで普遍的な

なんかないかね。

書いてみるしかないよ、

いっぱい失敗するしかないよ。

 

 

 

このはつづり―詩のいろいろ