ココア共和国11月号

びっくり。

こんなこと言うのもなんですが

今回の詩はダメだと思ってたので

冊子に掲載して頂いてうれしいです。

傑作集Ⅲ「メッセージ」です。

はつかねずみが出てくる詩です。

 

 

さて、今月も面白かった人ー!

詩って読むときの気分が影響しますね。

なるべく選んで読み直す。

 

青木桃子さん

「オレンジ色のケーキ、黄色のばあちゃん」

にんじんケーキを作る過程で

「ばあちゃん」を思い出している。

あっけなく詩が終わった感じがした。

で読み返せば、魅力がどんどん見つかる。

書き方を習った気分になりました。

 

平松秀章さん

「絵画の迷子」

物語っぽい作品が多い

ココア共和国の投稿欄?において

「詩!」って感じするタイプ。

韻文?声に出して読みたい。

物語もありますよねぇ。

終わり方めちゃ好きです。

 

井上菜ズナさん

「遊泳」

ワタシが貴方に何をしたのか、

だけならよくあると思う。

二連目では受動になり

三連目は一行「」のみ

四連目は最後の行

「バイバイ 砂漠のような貴方の目」

なんかその運び方に

しびれてしまいました!

 

中原賢治さん

「清掃から焼却へ」

これは復讐なのか?

いや、主人公が純粋に

清掃を追究して焼却炉と出会い

ついでに考えたと思いたいです。

「いずれ、掃除の業務も外されても」

から先は考えているだけで未遂。

でも壮大な視野で優越感を獲得か。

 

和本果子さん

「タイムカプセル」

今回声出して笑った唯一の作品。

全体穏やかに読んでたんですが

タイムカプセルのお菓子の空袋の

「なにがなんでもこれが一番!」

この一言がツボに入ってしまいました。

時を越えて熱い想いって届くんだなぁ。

 

 

今月もまだまだ面白いのありました。

向坂くじらさんとか木崎善夫さんとか波崎佑さんとか

すごい面白いし、形きれいだし。

現代詩お嬢様さんも絶好調。

あちさんは、私ファンになりかけてます。

 

今回、詩の終わり方が気になりました。

意外だったり気持ち良かったり

その秘密を知りたくなりました。

勉強なりましたー

ではまた。