2020-01-01から1年間の記事一覧

志村喜代子さん詩集「人隠し」

ちょっと怖い夢なのか、近い未来なのか 現実的なほどドキドキする。 「人隠し」素直にとらえるかどうか 私にとっての課題のように思う。 でも本来怖くないものかな。 草花への目が優しいから 道路が黒く浮かび上がってくる。 コントラストくっきり。 「破線…

腰越広茂さん詩集「またいつか」

とてもさりげない装丁で 中身のスケールは大きい。 自然を見る目は細かくも丁寧で それは宇宙につながる。 届かない人たちへの思いが そういう視線を作っている。 優しい語りにのせられて ぶれない強い詩集だと思いました。

月刊ココア共和国12月号

ココア共和国の投稿で佳作に選んでいただき、 12月号電子版に掲載していただきました! 「セイフティ」木葉揺 月刊 ココア共和国 2020年12月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋吉久美子,いがらしみきお 発売日: 2020/11/27 メディア: Kindle版

望月遊馬さん詩集「もうあの森へは行かない」

入りは難しいけど慣れます。 慣れたら中毒っぽくもなる。 何だか高貴な言葉たちに ファンタジー!と目を細めていたら 胸を突くような表現と出会い、 コミカルな瞬間もあり なぜかテンポ気持ちいい。 なんで、こんな密度で 面白いフレーズを 出せるのだろう!…

repure(ルピュール)31号、出たよ

青山かつ子、壱岐梢、犬伏カイ、有働薫 小川三郎、柿沼徹、小網恵子、木葉揺 斎藤悦子、志村喜代子、高田昭子 たなかあきみつ、中島悠子、南原充士 短めの詩が多くて、読みやすいと思います。 1年ぶりの参加で、うれし恥ずかし。 あ~、青山かつ子さんの詩…

そらしといろさん「もうずっと静かな嵐だ」

詩を知らない主人に見せたら スゴいと言った! キレイなだけじゃなく 体にズンと来る。 一定の低いテンションがあって 冷静な目を持ってるからか 読み手も「そうそう!」と思う。 自分が書き手としては 生意気にも「やられた~!」の連続。 いろんな場面、ほ…

Amazon現代詩、詩集の今日のベスト10

Amazon現代詩、詩集のだいたいのランキングです。 マーサ・ナカムラさんの「雨をよぶ灯台」は新装版もあります。 三角みづ紀さんのも気になる。 → https://amzn.to/3uHdNyj

水沢なおさん詩集「美しいからだよ」

人によって読み方がもっとも変わるのが詩? そこの意見が分かれるのも詩。 すごい。うまい。つかみどころがない。 そう思って前半読んでました。 僕が何人登場しても 女性と中性の世界みたい。 と思ってたら、 最後に男が出てくるのです。 個人的な感触です…

小川三郎さん詩集「あかむらさき」

ひとつひとつ不思議な世界ですね。 観察から始まってるのに、どこにもない景色になる。 なんでもない風景に対する違和感。 それが静かに現実を曲げてしまうのかもしれない。 あくまで主体は主体。 読みなれた言葉たち、と言いながら 今更「全詩集、ホラーな…

引っ越して2週間 まだ慣れず

三年前いた町は 大きな街を挟んで向こう側。 なんて、雰囲気な説明。 なんだけど家が違えば 近所が違えば 些細なことが決まらない。 病院、美容院、とか 食料以外の買い物。 ネット通販でもいいんだけど。 とにかくマンション、住宅 商店街、いいねんけど 山…

また関西へ

はい、主人の転勤であります。 私、もともと関西人であります。 両親、姉家族、親戚、関西です。 友達…連絡取れる人が少し。 両親も高齢なんで 心配なことも多い。 そういう意味では助かります。 でも関東の友達、知り合い 遠くなるのがまた寂しいです。 詩…

詩集を作ることについて

私はまだ出版できてない人間です。ただ単にどうしたらいいか?という迷いが解決してないだけ。どこまで優柔不断なのか!そんな人間が語ります。 詩を書いていたら詩集を作ってみたくなるでしょう。形になる喜び、書店に並ぶ憧れ。また賞に興味ある人は、多く…

詩が書けた日があったのだけど

世界中どうなんだ、しかし。 はやくみんなが集まれて無事で 穏やかな日々が続きますように。 それはそうと、 この前、ある程度の長さの 詩が書けたんです! ちょっとうれしかった。(ちょっとかい!) 書けたと認めていいか悩むクセ。 時間は24時前。ちょ…

最近、詩をちょくちょくいじる

コロナ怖いですね。 何をどうすりゃ。 物書き症の人には むしろこもって書きまくる ちょうどいい時期。 不謹慎か!? 書けなくなって長く リハビリかのように れんれんぽえむ で小さい詩を書く からの 現代詩フォーラムへ投稿 または、昔書いて どってことな…