北爪満喜さん詩集「Bridge」

 

 

 

いろんな感情が混ざり合って、何と言うか。

 

水が色々な形で登場するからか

情景からの心象で

なめらかに運ばれてしまう。

しんしんとしたテンポの中で

記憶したい行に出会う。

例えば

「まだ落ちてこない雨が」

「星空の下で割れてしまいたくなる」

 

消えられないものたちとの対話。

私は最近弱りがちな両親のことを

最近はいつも考えているからか

胸をしめつけられる箇所があり

一気に読めなかった。

切ない…←(もっと良い言葉見つけたい)

 

最後の詩「Bridge」はすがすがしく

希望を感じた。

今後も時々開く詩集になりそうです。