月刊ココア共和国3月号2023

暖かさに慣れつつある中、

ココア共和国では3賞の発表がありました。

秋吉久美子賞・・・・・滝本政博さん

いがらしみきお賞・・・腹巻さしみさん

YS賞・・・・・・・・藤野栞さん

おめでとうございます!

自分が関係ないのに、なんか嬉しいですね。

詳しくは月刊ココア共和国2023年4月号

 

さて、今年度最後になりますか。3月号です。

久しぶりに傑作集Ⅱに選ばれました!

木葉揺「予定どおり」電子版でも冊子でも読めます。

 

今回も傑作集の個人的に好きな作品に

ちょっと触れていきますね。

(なお、感想書いたのは3賞聞く前でした。)

 

 

川嶋ゆーじさん「ハロー・グッバイ」

このテーマは似てしまいそうなのに初めての爽快感だった。

見送る、送られる、迎える、続いていくことに希望を感じる。

 

 

西川真周さん「おとんは嘘つく」

「本当のことを言うとき」を早く出さないのがいい。

「別の家庭のおとんの顔しとった」が強烈な真実。

 

 

ピンクのうさぎ屋さん「赤い糸」

一連目が一般論、二連目は独白、三連目が後日談?

二連目の表現に圧倒されました。情熱!

 

 

まちだちづるさん「ひとりごと」

「かんた」の登場回数が少ないのにすごい存在感。

この詩を支配している。想像が楽しい。

 

 

333さん「コスモ忌」

謎だけど外せなかった。読み取ろうとしてしまう。

伝説巨神イデオンを思い出したのは内緒)

 

 

滝本政博さん「また会おうね」

今の「君」と本来の「君」を描いている。

「思い出なら沢山ある」が違って聞こえる。

全部読んでからタイトルに泣く。

 

 

腹巻さしみさん「下絵」

体に下絵があったなんて。リアルに感じてしまいました。

設定と描写が丁寧。燃え残るのが面白いです。こわい。

 

 

あいねさん「道草」

気持ちの良い余韻。二連とも「今日も」で始まるから

ほんとにいつもどおりで、思いがけないんだろう。

タイトルが「たんぽぽ」じゃないところがいい。

 

 

煦々さん「あいつは肩にカメレオンを飼っている」

カメレオンを秘密にしていることを誰もが知っている。

いつかやっぱり誰かが指摘しないといけないのだろうか。

続きが読みたい作品。

 

みどうみつるさん「私という事象」

指先から出た血が魚になり大海へ

この魚「私」にとってどういう存在か気になる。

色々に解釈できそうな詩。

 

 

田中傲岸さん「不死男の生活」

なんか腹立つのに、そのままであって欲しいと願った。

 

 

 

はい、感想を下手なりに書いてきました。

いろんな作品とお名前に出会えて嬉しかったです。

4月から~来年度も感想書こうか迷っております。

投稿はちょっとお休みしようかな?

 

とりあえず、詩は書きます。

全然おもしろくなくても書いて成長します!

むずかしいですけどね。

怖いものなしで楽しかった頃を思い出して

詩作していけたらいいな。

この一年、短い話ことばのような感想を

読んで頂きありがとうございました!

 

 

木葉

 

 

クマガイコウキさんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

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