月刊ココア共和国10月号2022

すっかり涼しい日の中に

ちょっと暑い日がある。

今日の大阪はそんな感じでした。

 

そんな中、今月もココア共和国( ↓ これは電子版)

ありがたいことに

傑作集Ⅱに選んで頂きました!

木葉揺「つぶやき」です。

お持ちの方はついでに見て下さると嬉しいです。

 

 

さて、また傑作集から好きな作品

挙げさして貰いますが

言葉にうまくできないでいます。

不調かな。いやいつも読むの下手よ。

 

 

腹巻さしみさん「不在」

生まれた娘の出生届を出そうとする。

六連目まではストーリー。

最終連は強烈なメッセージのよう。 

 

 

松井さん 「落とし物」

短いのに急展開。

笑わすのかと思ったら終わった。

楽しかった。

 

 

紺野真さん 「017」

美しい話が始まり

その手にのるか、とひねくれた私。

最後に純真のダメ押しで完敗。

 

 

妻咲邦香さん「出発進行!」

するするする~って読んで爽快。

意味と調べが釣り合う軽さなのかな。

言葉選び参考にしたいです。

 

 

麦原アリノスさん「結婚」

考えてしまった…

自分のものにならない人との結婚。

ドロドロしたものでなく淡々と。

この人は幸せなんだってば!

 

 

あさとよしやさん「Damin」

本来、「放屁」とかズルいけど

そこまでのフリが完璧だからかな。

吹き出さずにいられなかった。

 

 

はい、最後に持ってきました。

読み返してやっぱり一番好きだったのが:

 

木村キリコさん「おとうと」

話者のぼくは一定のテンション。

妙なこと言ってるのに

読者は気持ちの良い置いてけぼり。

「おとうと とんでる」

この終わり方素晴らしい。

混乱させといて、そらすって(笑)

 

 

番外:

私、犬に弱いんで、

冷静に判断してないかもしれないんで

番外にしました。

 

山羊アキミチさん「老いた目」

老犬のぬくもりが~(泣)触覚にきた。

 

滝本政博さん「晩年」

確かに駆け抜けた!(泣)視覚にきた。

 

 

他にも

京のふじさん「何か」

お見事!だし

ウロタンケツ・ケタさん「サトウ」

サトウの使い方!だし

のぐちみねさん「へび座

笛と毒と信頼!だし

七草すずめさん「詩ともしもと死」

これ詩人さん皆好きかも、だし

木崎善夫さん「画家の十字架」

大人でかっこいい詩だし

宇井香夏さん「約束が冷えてゆく」

読んで改めてタイトル最高だし!

でおひでおさん「詩作指南」

ありそうでクスっと笑ってしまった。

 

 

すごいですね、皆さん。うらやましいわぁ。

今回、本当に選ぶの迷いました。

感動したくせにうまく言葉に表せてない

作品の魅力を伝えられたらいいな。

 

自分も喜んでもらえるものを

書けるように頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

このはつづり―詩のいろいろ