月刊ココア共和国8月号2023

もう10月号が発売されているのに、
って感じですけど
サラリと書かせて頂きます。

 

月刊 ココア共和国 2023年8月号

 

 

今回も傑作集より個人的に好きなのを挙げさせて下さいね。

 

 

椿堂義明さん「アニバーサリー」
3連目から様子が変わる。こわくてかなしい。

 

 

田中傲岸さん「薔薇色の終章」
全ては同じではないけれど、これと近い状況を見ている。
描写がすごい。泣きたい。

 

 

道森祐輔さん「深夜にカップ麺を食べると翌朝悲鳴が聞こえる」
誰かに向けてのモノローグ?流れに違和感がない。

 

 

あちさん「お祭り」
よくあるテーマなのに、2連目5行目から「あちさん」っぽい。
金魚の顔が浮かんできます。余韻となって。

 

 

高平九さん「心臓喰い」
高平さんは名作色々ですが、今までで一番好きな詩。
最終連すごい。不思議な感情が沸き起こる。

 

 

西川真周さん「人体自然発火少女」
最初に結末。なぜそうなったかの説明だけでなく、静かに切ない。

 

 

和本果子さん「蝶も蛾も」
淡々と語るのにものすごい心の動きじゃないかな。
スケッチのような潔さも感じる。

 

 

高橋克知さん「葬る」
葬るのは白の陶器なのに、なぜ男女の別れ見たいになる!
めずらしくて記憶に残った。

 

 

田村全子さん「旅の途中でわたしは誰かに話しかけたかった」
最初はありそうな面白い話と思ったけど
3連目を意識すると、タイトルの「誰か」が違って感じた。

 

 

 

おおざっぱですが、以上です。
8月号濃い~のが多かった気がします。
だから面白いのもいっぱい。
より印象深かったのを選んだ感じです。

 

ほんと偉そうにすみません。
読書下手でバカなんですが、
ココア共和国に集まる詩が好きです。

なんか楽しいですね。

 

わたしも詩作がんばらなくちゃ。

 

 

 

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