もう10月号が発売されているのに、
って感じですけど
サラリと書かせて頂きます。
今回も傑作集より個人的に好きなのを挙げさせて下さいね。
椿堂義明さん「アニバーサリー」
3連目から様子が変わる。こわくてかなしい。
田中傲岸さん「薔薇色の終章」
全ては同じではないけれど、これと近い状況を見ている。
描写がすごい。泣きたい。
道森祐輔さん「深夜にカップ麺を食べると翌朝悲鳴が聞こえる」
誰かに向けてのモノローグ?流れに違和感がない。
あちさん「お祭り」
よくあるテーマなのに、2連目5行目から「あちさん」っぽい。
金魚の顔が浮かんできます。余韻となって。
高平九さん「心臓喰い」
高平さんは名作色々ですが、今までで一番好きな詩。
最終連すごい。不思議な感情が沸き起こる。
西川真周さん「人体自然発火少女」
最初に結末。なぜそうなったかの説明だけでなく、静かに切ない。
和本果子さん「蝶も蛾も」
淡々と語るのにものすごい心の動きじゃないかな。
スケッチのような潔さも感じる。
高橋克知さん「葬る」
葬るのは白の陶器なのに、なぜ男女の別れ見たいになる!
めずらしくて記憶に残った。
田村全子さん「旅の途中でわたしは誰かに話しかけたかった」
最初はありそうな面白い話と思ったけど
3連目を意識すると、タイトルの「誰か」が違って感じた。
おおざっぱですが、以上です。
8月号濃い~のが多かった気がします。
だから面白いのもいっぱい。
より印象深かったのを選んだ感じです。
ほんと偉そうにすみません。
読書下手でバカなんですが、
ココア共和国に集まる詩が好きです。
なんか楽しいですね。
わたしも詩作がんばらなくちゃ。