詩の賞について2022春

詩の賞について 詩の賞は、大きなものは詩集単位での応募がほとんどです。 つまり応募するのに詩集を作る必要があります。 一篇の詩から応募できるものは: 詩の雑誌での毎月の(季刊なら季節ごとの)投稿で、 年間通して優秀な新人を選ぶもの、 または都道…

月刊ココア共和国4月号2022

さぁ、今月は各賞受賞者の特集もあります。 YS賞:菅沼きゅうりさん、秋吉久美子賞:森崎葵さん いがらしみきお賞:伊藤テルさん おめでとうございます!改めて確かにすごい。 はてさて私は、今月も佳作集に選んで頂きました。 電子版をお持ちの方は、ついで…

辻和人さん詩集「ガバッと起きた」

おもしろいです!! ある日、ガバッと起きて「結婚しよう」思う47歳。 どうやって婚活で奥様となるミヤコさんと出会い、 距離を縮め、結婚し、どんな生活を始めるか。 どこまでも前向きにとらえて いくつもの関門を通ってゆく その楽しさが読者に伝わって…

月刊ココア共和国3月号2022

3.11かぁ。空に祈ります。 関東にいて揺られただけでも怖かったです。 今月も私は佳作集の選んで頂きました。 電子版をお持ちの方、よかったらどうぞ。 「卵子の降る虹色の空」木葉揺です。 月刊 ココア共和国 2022年3月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋…

詩の賞について初春(仮)

詩の賞について 詩の賞は、大きなものは詩集単位での応募がほとんどです。 つまり応募するのに詩集を作る必要があります。 一篇の詩から応募できるものは: 詩の雑誌での毎月の(季刊なら季節ごとの)投稿で、 年間通して優秀な新人を選ぶもの、 または都道…

月刊ココア共和国2月号2022

一月があっという間に過ぎて ぼ~っとしてたら二月も終わってそうで なんだかこわいです。 まだこわがる日付ではないか。 ココア共和国2月号 私は佳作集に選んでいただきました。 そうです。電子版だけで読めます。 「奇妙な女」 月刊 ココア共和国 2022年2…

月刊ココア共和国1月号2022

今年初めてのブログ更新。 皆さま、今年もよろしくお願いします。 年末から色々ありまして 半ば課題にしてた ココア共和国の投稿欄の 感想を書けずにいました。 ( ↑ 気まぐれなくせに) 年末にざっと読んでいたけど 見事に忘れるもんですね。 ゆるーくドッ…

北爪満喜さん詩集「Bridge」

Bridge 作者:北爪 満喜 思潮社 Amazon いろんな感情が混ざり合って、何と言うか。 水が色々な形で登場するからか 情景からの心象で なめらかに運ばれてしまう。 しんしんとしたテンポの中で 記憶したい行に出会う。 例えば 「まだ落ちてこない雨が」 「星空…

ココア共和国12月号

今回も投稿してまして、 佳作集Ⅱに選んで頂きました。 「崖の上から」木葉揺 電子版のみに掲載して頂いてます。 月刊 ココア共和国 2021年12月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋吉久美子,いがらしみきお あきは詩書工房 Amazon さて、今年最後の面白かった人ー…

詩の賞について秋(改)

詩の賞について 詩の賞は、大きなものは詩集単位での応募がほとんどです。 つまり応募するのに詩集を作る必要があります。 一篇の詩から応募できるものは: 詩の雑誌での毎月の(季刊なら季節ごとの)投稿で、 年間通して優秀な新人を選ぶもの、 または都道…

マーサ・ナカムラさん詩集「雨をよぶ灯台」

雨をよぶ灯台 新装版 作者:マーサ・ナカムラ 思潮社 Amazon すごい。 現実かと思いきやあり得ない事象が起こる。 昔の映画のような淡さをまといつつ、 「生と死」が突如現れて 悲しむ間も与えないくらい スーッと切り開かれる。 滑稽に思えるときさえある。 …

ココア共和国11月号

びっくり。 こんなこと言うのもなんですが 今回の詩はダメだと思ってたので 冊子に掲載して頂いてうれしいです。 傑作集Ⅲ「メッセージ」です。 はつかねずみが出てくる詩です。 月刊 ココア共和国 2021年11月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋吉久美子,いがら…

詩集できました!

ついにできました。 詩集、200部 二箱届きました。 冷静に受けとめたはずが けっこう夜眠れなかったです。 不思議。 「アーベントイアー」 七月堂さんから 1650円(税込) (ちなみに「アーベントイアー」は ドイツ語で「冒険」という意味です) 川口晴美さ…

念校、表紙カバー、帯

ずいぶん、ブログ空いてしまいました。 いろいろありました。 いや、あったのかな。 でもついに念校を送りました。 これで直して頂いて印刷へ。 念校なのに直し4カ所あって 自分でガッカリ。 そのうち二カ所は 「読点を省いてもらう」だったので、 私は細か…

ココア共和国10月号

今月は!冊子に掲載して頂きました。 傑作集Ⅲ「アオチャン」という詩です。 いやあ、昨年終わりから初めてやっと。 もう出すものない!かな? いつまで続けられるか、 今月の面白かった人! 作者の名前を覚えつつあるのが悩み。 (↓ これはkindle版) 月刊 …

川口晴美さん詩集「Tiger is here」

Tiger is here. 作者:川口 晴美 思潮社 Amazon 今ごろ感想を書くのもなんですが 後を引いた詩集として 自分のために記させてください。 最初、虎が傍らに感じるのが 私にはピンと来なかったです。 だって怖いイメージだから。 ところが、父の話、故郷の話に…

ココア共和国9月号

今月もね、佳作で kindle版の方だけ掲載して頂いてます。 「お腹と私」 掲載順が早くなったのは 喜んでいいのかな。 月刊 ココア共和国 2021年9月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋吉久美子,いがらしみきお あきは詩書工房 Amazon 気まぐれで続けております。…

詩の賞について 2021秋

詩の賞について 詩の賞は、大きなものは詩集単位での応募がほとんどです。 つまり応募するのに詩集を作る必要があります。 一篇の詩から応募できるものは: 詩の雑誌での毎月の(季刊なら季節ごとの)投稿で、 年間通して優秀な新人を選ぶもの、 または都道…

ココア共和国8月号

今回は佳作に選んで頂きました。 「今はそっと傍らに」 kindle版だけに載せて頂いてます。 今回も面白かった作品: 西川真周さんの「私も昔はそうでした」 おもしろかったです。 バスと降車についての話は 他にも二回見たことあるから 王道のように感じ、 こ…

ちょっとだけ書きます

詩集は今あんまり進んでいません。 私が余計なこと言うからかな。 出版社さん、かなりお忙しいようです。 でも帯をお願いした詩人さん、 受けてくださいました。ほっ その間、読んだのにどうしても 感想が書けない詩集がありました。 きらいなんじゃなく、 …

月刊ココア共和国7月号

残念ながら今月は、 選ばれませんでした。 せっかくだから 今月、面白かった人。 いーっぱい色んな面白さがあるけど 遠藤健人さんの「六本の海」! 不思議、予想しない展開。 かといってダイナミックじゃなく さりげない。それがいい。 「兄」という存在が特…

月刊ココア共和国6月号

ココア共和国6月号で 「お休み前の適当」という詩を 佳作に選んでいただきました。 Kindle版のみに載せて頂いてます。 今月も皆さん面白いですね。 あと各賞を受賞されたお三方の詩も 載っていました。 さすがです。心に何か残すんです。 私はそこですね、…

著者略歴

なぜか作品以上に悩み、 ようやく答えを出した。 もう悩みたくない。。。 人によっては、 作品に余計な情報がついてしまうので、 要らないと言う。 めちゃわかります。 一方で、著者略歴から見ます。 さらには楽しみという人も。 うーん。 そんな見ないもの…

久石ソナさん歌集「サウンドスケープに飛び乗って」

サウンドスケープに飛び乗って (新鋭短歌シリーズ50) 作者:久石ソナ 発売日: 2021/02/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) 「音景」とも訳される「サウンドスケープ」。 なるほど。色々な水が出てくるから 音も鮮やかなのだ。音も風景もということ。 水だけ…

五校と装丁と帯!

五校まで来て推敲してしまった。 一篇だけですよ! ああ、また手間を取らせてしまう。 でも仕上がって直すのは大変だから、 今のうちゆっくり、 というお言葉に甘えて 今日やっと投函しました。 装丁の案も出してたんですが、 そしたら、詩集の内容を考えて …

月刊ココア共和国5月号

ココア共和国の投稿で佳作に選ばれました。 電子版(kindle)のみ掲載して頂いてます。 「引っ張る」木葉揺 うーん、冊子に載るのは難しいですね。 夢のある良い詩誌です。 月刊 ココア共和国 2021年5月号 作者:秋亜綺羅,佐々木貴子,秋吉久美子,いがらしみ…

萩野なつみさん詩集「トレモロ」

2021年中原中也賞候補詩集 読み始めてすぐ、たぁ~! と感嘆の声を上げました。 お手本のようでもある。 なんか語彙の豊富さから 過剰でない調度いい言葉が 抽出され、連なったら 愛おしい感覚になってる みたいな感じです。 たくさんの夏を淡く儚く 身体を…

同人誌 repure(ルピュール)32

repure(ルピュール)32 有働薫さんがおっしゃるには「傑作が多い」今回。 確かに!有働さんの詩の最後の一言刺さったし 小川三郎さんには名カメラマンみたいに 良い映像を見せてもらったし 小網恵子さんは、安定の中に変化球いいですね。 そしておさまって行くん…

なかだるみ?

詩集を作った皆さんは 忘れてしまったかもしれない。 途中いやになる時期。 そんなのなかったよ! って声が返ってきそう。 こどもおばちゃんな私は やんやん、言いたくなってます。 (いやいや期?) でも最初のわからない頃に比べたら ずっとマシ。 四校を…

再校、三校、そして

再校はわりと早く返しました。 時に声に出しながら通して読み、 ずーっと引っかかってた 一篇目の勢いのなさ解決しました。 新しい一篇目も 最初にはどうかという内容ですが、 自分的、スッキリという感覚です。 やりたいことと、 読む方に喜んでもらえそう…